設立趣旨
ACT環境計画は1984年に、『文化』という視点から環境計画をとらえ、ソフト・ハードの両面から真に機能する環境と施設をつくることを基本姿勢として設立いたしました。以来、都市計画、建築設計、劇場計画のすべてにおいて、背景にあるソフトの調査・研究を重ね、ハード面へのフィードバックを続けてきました。
特に『音楽』 『演劇』 『美術』 『映像』 などを提供する文化施設をつくるに当たっては、広範な人的ネットワークを駆使し、多面的な実践力と総合力を発揮することで、ソフトとハードの連動した施設づくりに取り組んでまいりました。
私達の理念にご賛同いただいたせいか、ここ数年、ホールや劇場などの文化施設が相次いで誕生する中で、ソフト面における綿密な事前調査の必要が徐々に認識され、これを実践する事例が増えてきています。今日ではハードの充実に比べ、ソフトを企画する人材の不足が指摘される程です。
しかし、いくら文化施設が急増しても、それを支える文化基盤はいまだに脆弱であるといわざるを得ません。
私達は今後も設立以来の理念を忘れることなく、さらなる研鑚を重ね『文化』のある心豊かな時間を楽しんでいただける空間の創造に取り組んでいきたいと思います。