多才な家族のために、茶室やピアノ室などの個性的生活空間の独立性と共通スペースのバランスに配慮した。とくに天井高を高くし、壁面に音響的な配慮をしたピアノ室は、玄関と橋掛かりで結ばれるなどの演出でいったん外にでるような少し改まった特別な雰囲気が味わえるように工夫している。
それぞれの部屋だけでなく廊下や玄関ホールなどにもトップライトや大きなガラスによる開口部(窓)を多く設けることにより、光あふれる明るい開放的な空間となっている。
Y g 邸
構造規模:木造、地上2階、最高高さ7.42m、敷地面積314.73u、
        建築面積162.70u、延床面積216.61u、駐車台数2台
竣  工:1991年8月
工事費:55,300,000円(坪単価840,000円)
掲載誌:新建築住宅特集1992年1月号、
ソフィア1992年5月号、ハウジング1992年6月号、
ディテール121 1994年夏季号他
防音仕様
リビングや寝室など他の所室とは別基礎として固体振動音が伝わらないようにしている。
また他室とは隣接させずに廊下等を介し,音を伝わりにくくしている。

室内音響
は音環境にはあまりよくない室形とされているが、逆アールの下がり壁や断面的に傾斜している壁を用いることで効果的な音の拡散を確保し、音響上の問題を解決している。

使用ピアノ
カワイ(グランド及びアップライト)